クマネズミ
クマネズミがねずみ被害をもたらす一番問題のねずみです。
垂直に移動をし、高所でも登っていきます。立体的な行動が得意で体型もスマートで暖かい所を好む性質が都市ビルに適応して繁殖しました。
・体長(鼻先から尾の付け根までの長さ) 15cm~20cm
・体重 100グラム~200グラム
・尾率(体長に対する尾の長さの割合)100%以上
・巣 天井裏や壁の内側など屋内に紙くずなどを集めて巣とする。
・原産地 アジア南東部
・特徴 尾が体長と同じくらい長いです。警戒心が強く、頭がよくて賢いので捕獲し駆除することがとても難しいねずみです。寒さには弱いといった特徴があります。
・学名 Rattus rattus
クマネズミは、高いところでも平気で上って行くので、都市部のビルに生息することができます。家屋の屋根裏など高いところを好みます。糞が高い位置にあって細長い形ならばクマネズミがいます。捕獲されてもあまり鳴きません。
耳が比較的大きく、前に倒すと目が隠れるので、耳が比較的小さく、前に倒しても目に達しないドブネズミと区別することができます。
雑食性ですが、特に植物質(穀類・種子など)を好みます。
*都市に生息するクマネズミは、殺鼠剤に強い抵抗性があり、毒餌を与えても中々死亡しません。このように防除しにくねずみは、「スーパーラット」と呼ばれています。